【続】スコッチグレイン オデッサ 916 | Scotchgrain ODESSA 916

前回から約1年、通算登板回数は26回から50回になった。






















慣れてきたことによりタイトさはなくなり、沈み込みによりシューレースを力一杯締めると羽根が閉じるくらいになった。
ところが緩くなったためか、踵の緩さを顕著に感じるようになってきた。

そこで出張の際に直営店に寄り、前敷を入れてもらった(税抜600円)。
右が同型のOPS-2001。






















あまり綺麗ではないので恐縮だが、アップで。






















甲がタイトになり、羽根はやや開くようになったものの、やはり踵は緩い。























同じ木型のOPS-2001もやや緩いが、ソールの違いによる返りの悪さのためかオデッサの方が明らかに緩い。そのため、この靴のときは厚手の靴下を履くことにしている。

前敷を入れてもらうとき、待ち時間で店内をうろうろしているとよさそうなシューレースを発見したので購入してみた。
お値段は破格の200円(税抜)。
「この靴に合うものを」とお願いしたら、72cmのものを用意してくれた。






















革質はよさは相変わらず。
クリームはイングリッシュギルドを継続使用中。







靴底、ヒールはそれほど摩耗しておらず、まだまだ修理は必要なさそう。


光を当てると、つるっと光る。
ところどころ細かい傷をつけてしまっているのだが、とても綺麗な靴だと思う。


現時点では、という但し書きがつくが、残念ながら履き慣れていくにつれ「歩く」ことについては当初の快適さが失われつつある。
サイズ選びを間違えたのかもしれないが、このサイズでも試着時はかなりタイトだったことから、これより小さいサイズを選ぶ勇気は今でもない。
すなわち木型が私の足に合わなかったのかもしれないが(認めるのは自分でも悲しいのだが)、そうなると靴選びはとても難しいなあとあらためて感じさせられる(といっても致命的に履けないわけではなく、少し踵の抜けが気になるだけであるが)。
タン裏に貼るパッドで改善される可能性もあるので、いつか試してみようとは思っている。

他に履く靴も増えてきたため今はやや頻度を落として、ここぞというときに履くようにしている。
この靴、革質のよさもさることながら、細部をよくよく観察するととても丁寧に造られており、そういう局面ではぴったりだと思う。

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