スコッチグレイン OPS-2001 | Scotchgrain OPS-2001

スコッチグレイン第二弾。
オデッサが気に入ってきたころ、楽天のSHOES DEPOというお店で発見したもの。
モデルネームはなく型番のみのこの靴、オデッサと同じ木型でアッパーは国産カーフ(だったと思う)、ラバーソール(レザーソールのモデルもあり)で雨の日にも気にせず履けそうなので購入。
このショップではサイズ違いによる交換ができず、また靴をネットで買うのには抵抗があったが、同じ木型という安心感が迷う気持ちを後押ししてくれた。
サイズはもちろんオデッサと同じ25.0。

同じストレートチップということもあり、ぱっと見にはオデッサと区別がつかない。
シューツリーも同じ「さくらドームツリー」。



内側にOPS-2001と記載。
レザーソールのモデルはOPS-5001になるようだ。



スコッチグレインのこのラバーソールは「テクノソール」というらしい。
修理を請け負う匠ジャパンのサイトを見ると、もっとも安価なソールではあるが不満はない。


つま先はそれなりに削れているが、ウェルトまではまだまだ。
返りの差なのか、ゴム当てされているオデッサよりは削れにくいみたい。


オデッサとは中敷のサイズとデザインが異なっていた。
上がオデッサ、下がOPS-2001。


外観の差は(ソールの違いを除けば)ほとんどなく、唯一ヒールのデザインが異なる。
右がオデッサ、左がOPS-2001。

最も差があるのはやはり革質か。
右がオデッサ、左がOPS-2001だが、肌理の細かさが全然違う。
もっともOPS-2001が悪いわけではなく、この価格帯では十分とも思う。


さて、木型もサイズも同じだけに履き心地もオデッサとほとんど同じ・・・にはならなかった。
オデッサでは問題ないのに「右足・舟状骨(しゅうじょうこつ)付近の痛み」がどういうわけかOPS-2001を履いたときのみ発生する(靴が悪いのではなく私の足の問題と思う。ずいぶん昔になるが、やはりきつめの靴で同じ痛みを感じたことがあったので)。
特定のどこかが当たっているわけではないため対策の取りようがない状態だったけれど、デリケートクリームと局所的にミンクオイルなどを塗ったりしながら履き慣らしていくうちに痛くならなくなってきた。

思うに革靴は
① 最初の数回は窮屈な思いをし、
② 少し馴染んできて安心していると、
③ どこかが痛くなり辛くなって、
④ これまでが嘘のようにフィットする。
という流れになる気がする。
⑤ ユルユルになりワンサイズ下げるべきだったと後悔する!
こともあるかもしれないが・・・。

現在はオデッサと同じように快適になっている。
履いた感触はよく似ているが、OPS-2001のほうがやや革が厚く硬いような感じも受ける。

お手入れは、
・ ステインリムーバー
・ デリケートクリーム
・ クレム1925
という組み合わせ。
時々デリケートクリームの後に、サフィールのユニバーサルレザーローションまたはサフィールノワールのレザーバームローションを使うこともある。

「雨の日にも履ける」つもりで買ったものの、朝から雨の日には履いていない(笑)。
夕方からの雨に当たることはあったけど、今のところ問題は発生していないようだ。


左がオデッサ、右がOPS-2001。
少し長めかもしれないけれど、この形がとても気に入っている。


オデッサと同じ履き心地と雨に対する遠慮のなさを求めて買ったこの靴、とてもリーズナブルだと思う。
もちろんオデッサとは革質の差が確実にあるため、そこに感動できるかどうかは微妙なところであるけれど、造りのよさは感じられる。

通販というリスクがあるため自分にあった木型・サイズが確定しているのが前提ながら、この価格帯では有力な選択肢ではないだろうか。


(続編はこちら

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