リーガル 02PR | Regal 02PR

ストレートチップが続いたところで、次はプレーントゥを選んでみた。
モノはリーガルの02PR、ラバーソールで3アイレットのVフロントと呼ばれるもの。
04RRやレザーソールの04MRも候補だったが、気を使わないラバーソールですっきりしたこのカタチがいいなあと思って購入。

サイズは25.0と24.5で相当悩んだ。
試着では24.5でも履けないことはなかったが、ボールジョイントがきつきつで、伸びや沈み込みでフィットする確信が持てず25.0を選択。
これがよかったのか悪かったのか、現時点ではまだ何とも判断がつかない。


レザーソール風(?)のラバーソール。


試着の時点からとても履き心地がよく、履きおろし初回からすぐに馴染んだつもりだったのだが、中底が沈んでくるにつれて親指の側面と小指の上面が痛くなってきた。
そしてアッパーには残念な皺が入っている。


キャップのないプレーントゥでアイレットの少ないVフロントということは、履き皺がとても目立つということだった!
履きおろし前のプリメンテはかなり念入りにやったつもりだったのだが、革質によるものだろうか。
OPS-2001よりも肌理が粗く、全体的に大きい皺が入る。


履き口周辺が少々乱れているが、クォーター部は問題ない。


シューツリーはLifeValueのもの。
オデッサ木型には履き口が大きすぎるが、この02PRにはぎりぎりいけると思う。
このツリーは甲のフィット感がとてもよい。


反面、問題の小指部分にまったく当たっていないので当面は別のツリーを入れている。
今のところ痛みはやや和らいでいる。


親指の痛み対策で、ハーフインソールを入れてみた。
この類のものはあまり好きではないのだが、痛みの緩和に加え甲が少々緩いので効果はありそう。
クッション性が増し、ソフトな履き心地になった。


履き皺こそ痛々しいが、全体的な形はとても気に入っている。
中庸なシェイプでコバの張り出しは少なく、ソールも厚くない。
公式サイトによると
「シックな雰囲気をもつ上品で洗練されたドレスシューズがコンセプトの商品」
なのだそうだ。


お手入れはOPS-2001と同じで、基本的にはクレム1925。
あまりワックスは使わないのだが、この靴はトゥのみサフィールノワールのビーズワックスポリッシュで少しだけ光らせることもある。

履いた感じは、つま先はややきつく、甲はやや緩く、踵はちょうどよい。
つま先のきつさは、先端に向かって絞られはじめる位置が(私の足には)やや早いのかもしれない。
甲の緩さは、中底の沈み込みとともに顕著になってきた。この緩さが履き皺の要因の一つかもしれない。その点で24.5でよかったかも・・・と後悔しそうになるが、親指と小指の痛みがもっとひどいかもしれないと思うとやはり何とも言えない。
踵はフィット感よく、しっかりついてくるので心地よい。

これで指の痛みが無くなれば、ガンガン歩ける靴になりそうなのだが、それにはもう少し時間が掛かりそうだ。


(続編はこちら

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