【続】リーガル 02PR | Regal 02PR

02PRその後

指の痛みと痛々しい履き皺で、悩み多き靴リーガル02PR。
前回から約40回ほど履いているが、残念ながらあまりいい結果になっていない。
履き皺はともかく、各部にピキピキと割れたような皺が多くなってきた。


ハーフタイプのインソールを入れておけば、指の痛みはほとんどなくなった。
全体的にやや緩くなり、レースをしっかり締めておかないと踵が抜けがちになる。
その他気になる点として、この靴で長距離を歩くと踵が痛くなることがある。
それほど踵のクッションが悪いとは思わないのだが、なぜだろう。


履き皺はこの通り。
ちょうどクレムで磨いた直後なので、艶やかではあるのだが。



内羽根キャップトゥだったなら、履き皺もあまり気にならないかも。



横から見るとこんな感じである。
負荷が掛かる土踏まずの前あたりの状態があまりよくない。




摩耗はラバーソールだけあって穏やかで、ウェルトまではまだ余裕がある。




ヒールもまだ大丈夫そう。
余談だが、この靴で歩いたときの「カツカツ」という音は結構いいと思っている。




羽根はだいぶ閉じてきて、このくらいだと踵が抜けがち。
本気で締めると閉じる寸前になってしまう。




現時点でのまとめ

履き心地に関しては、インソールを入れれば何とかなっている。
踵の緩さも、今のところはシューレースをしっかり締めれば大丈夫。

履き皺はどうにもならない。
個体差なのかもしれないし、気にするほどのものではないのかもしれない。
プレーントゥゆえに目立ちやすいのもあると思う。

それよりも全体的に革がお疲れ気味というか、他の靴と比べて劣化気味なのが気になっている。どの靴も同じように手入れしているのだが。


いろいろ問題点があるが、きちんと手入れは行っている。
実験台になることも多く、レザー用シャンプーで軽く洗ってみたり、スチームを当ててみたり、新しいアイテムを試してみるときはたいていこの靴が選ばれる。

現在では手持ちの靴が増えていくにつれ、登板頻度は下がってきた。
ラバーソールなのをいいことに、曇~小雨のときに履くことが多い(土砂降りのときはGORE-TEXの36HRという靴を履いている)。
水に対してはデリケートな革ではないので、そういう面ではありがたい。


それにしても、靴選びは難しいなあと思わずにはいられない。
24.5と25.0で悩んで25.0を選んだサイズは、今でもどちらがよかったのかわからない。
24.5にしておけば踵のホールドもよく、履き皺も軽減されたかもしれないが、指が悲鳴をあげて履き続けることができなかったかもしれない。
革質もなかなか予想がつかないし、木型と足の相性も経年変化した後まで予測するのは難しい。

そのあたりも「趣味としての靴」の面白さでもあるのだが。

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